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ラオス旅行記12 謎のカーオをごちそうになり床屋で耳かきのちボートでメコンを渡る

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バナナ干してる

2005年11月13日

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お茶もついて20円

宿のそばにはローカルなお店が結構あって、おっさん御用達のおいしいカフェラオ
(ラオスのコーヒーは濃くて練乳入り。でもベトナムほどは甘くない。
暖かいお茶が付いてくるのは同じだ)の店も食堂もバゲットサンド屋も見つけたし、
食生活がやっと充実してきた。
宿替えようかって思ったけど、日本人とはつかず離れずでいればいいし、
他にもいろんな国の人が泊まっていて、テーブルで話したりしてるし、
宿のファミリーも感じがよいし、とりあえず動かずにいるか。



午前中は宿のテーブルでたらたら過ごし、さてと出かけるか。
プラプラ歩いてシーサヴァンウォン通りの方へ向かう。

メコンのそばの店でシェークを飲み、今日はメコンの対岸にでも行ってみるか・・・
その前にどこかでお昼でも食べて・・・
メコン沿いには観光客向けのお店が並んでいるけど、こんな店は高い上にうまくない。

地元の人向けのローカルな店を求めて歩き回るが、ないないない・・・・ない~!!
昼食難民になり彷徨う私。

歩いているうちに船着き場に行き着き、とりあえず値段を聞くと客引きが
往復$10などとほざく。
何言ってんのよ!!ペンペンペンだよ!!(高い高い高い)
すると、じゃあ$4それでも、対岸なんてすぐなんだから高い!!!
そばにいた別のお兄ちゃんが$3でどうだと言うので、
よし、そんじゃそれにする。ご飯食べてくるから、又後で。
と言い残し、またお店を探す。

洒落た店はいっぱいあるんだけど、洒落ていない店ないか~?

すると、床屋で女の子が登山用のヘッドライトをつけて耳掃除をして
いるのが目に入った。!!!

私はmixiの耳掻きコミュニティーにも入っている耳掻き好き。
客のおっさんの両手に大量の収穫物が付けられていて、
うわ~あんなに取れたら夢のよう。
見たこともない大物と会えるかもしれない!!
ご飯食べたらやってもらおう。

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ノーイと言って失敗。もっと沢山食べたかった。

横道に入るとテーブルが何個かある安っぽい店があった。
何屋?鍋が3つ並んでいるので覗き込むと、おばさんがカーオ(お米)だという。
よくわかんないけど、それ食べたい。
でも、まずかったら怖いから、ノーイね(少しね)と言ったら、
少なめにカーオを入れてスープをかけてくれた。
隣りのテーブルで食べてるお姉さんがこれを入れるのよ、と唐辛子とおこしなどを
加えるように薦める。
ちょっと入れて一口食べると、卵の白身みたいな匂いがするし、食感もそんな感じ。
見た目は白くて固い杏仁豆腐みたいなんだけど。

おじさん、これカイ?(卵)いや、カーオだ。と言うから、卵は入っていないのか・・
つるんとしていて、薄味のスープとあってて食べやすい。
セーブ ライライ!(すごくおいしい)いくら?とお金払おうとしたら、
おばさんがお金はいらないと受け取ってくれない。

すみませ~ん、ご馳走様です。親切だなー。

さてと、耳掻きしてもらおっと!と、床屋に行く。
椅子を上向きにリクライニングして見てもらう。
彼女の持っている耳掻きセットは薄くて細いアルミのへらや、ピンセット、
梵天のついた竹、思っていたより優しくそ~っと掻いてくれる。
が、何しろ蠅が多い。じ~っとしていたくても、蠅が顔に留まったり、
腕に留まったり、く、くすぐったい・・・蠅~!!あっちいけ!!

いや動いてはならん。・・・・
作業終了。

なんだ、期待した見たこともない大物はなく、大した収穫もなかった。。。
まあ、毎日掻いてるからねー・・残念。おっさんみたいにすごい収穫するには
相当の忍耐で育てなくてはならない。無理だ。。

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船着き場は大きな寺の階段から道路を挟んで向かいにあり、
さっきのお兄ちゃんが寺の階段に腰掛けていた。
お兄ちゃん、行こう!階段を下りて岸に舟を寄せてもらい対岸へ。
わずか1分くらいだ。全く高いよー!!


対岸には寺があり、そこを散策すると楽しいらしい。
料金所があったが、誰もいないので、通り過ぎるとガキンチョ達がわらわらと
まとわりついてきて、一緒に歩いていく。
しかし、こやつらの写真なんて撮ったら金をせびるに違いない。
撮りたいほどの可愛い子供でもない。
ちょっと進むと寺の階段があって、そこにまた料金所。50円。
で、お供えの花を買えといっぱいのガキがせまる。
いらないよ!!そんなもん。
だって、これは買わなきゃいけないの!みたいなこと言っているから、
うるせー!!と走って逃げる。

ガキンチョが階段の上のボロい寺までついてきて、見てみて!なんて、
注意を引こうとしている。
そこは眺めがよく、ルアンパバーンの街が見渡せる。日陰で一休みしていると、
日本人のカップルがやってきて、男性はカメラマンだそうだ。
舟っていくらでしたか?と聞くと、乗り合いのボートで3000キープ(30円)だったと言う。
え~~!!私チャーターですけど$3(10倍)ですよー!

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つまんないから戻ろうと歩き出したら、まとわりついてたガキがアメくれだの
ペンくれだの、しまいには金くれだの言ってる。
なに言ってるんだ、お前達は勝手についてきて、遊んでいただけだろう!
そう言って階段を下りていくと、なんとこっちに向けて石を投げてくる。
これは本気で怒ってるとこを見せてやろうと、
『ふざけんじゃない!!ばかやろー!!あっちいけ!!!』
と鬼の様な顔して怒鳴ってやった。
別に本気で怒っていなかったが教育のためだ。

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船着き場にお兄ちゃんが待ってて、舟に乗り込み
「あっちでは3000キープだって聞いたよ。高い金払うんだから、
その分いっぱい走れ~!!もっと回り道しろ~!!」

と言うが、聞いてくれずに直進してすぐに元の場所に戻る。
は~~・・・・疲労感。

この日はまだまだいろいろあるのでつづく

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2005年と現在の違い

◯カフェラオが20円
2011年に再訪したら70円になっていた。

◯宿のファミリーも感じがよいし、
再訪したらこの頃のやる気は失せててお父さんはピカピカの大きな新車に乗り
金儲け主義になっていた。
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COMMENT 2

アリー  2014, 03. 27 [Thu] 03:28

No title

所々、読んだような読んでないような…
もう十年近く前の旅行記だもんね。
新鮮な気分で読ませていただいてまーす。

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a92  2014, 03. 27 [Thu] 04:50

No title

2005年にはmixiやってなかったよね?
すぐに外部ブログにつないで見られなくなっていたし、ブログには書いてないんだけど、前に展示会やった時に新聞にまとめて配ったんだよね。

Edit | Reply |