ラオス旅行記10 豚は生はダメなんだってば!
- 25, 2014 04:35
- ビエンチャン、バンビエン、ルアンパバーン
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かわいい看板

猛犬注意?
2005年11月11日
今日はレンタサイクルを借りて街を回ってみよう。
メインロード、シーサヴァンウォン通りは宿から歩いて10分くらい。
昨日は客引きのバイクで来たからすぐだったけど、遠いなあ。
その通りの両側には観光客向けのレストラン(例によって西洋人向けピザ屋とか)
旅行代理店、お土産屋、インターネット屋、が並ぶ。夜はナイトマーケットになり、
シートにシルクのスカーフ、少数民族の工芸品などを並べて売っている。
その大通りから一本北に、平行にメコンが流れる。

ここがメインロード
シーサヴァンウォン通りでレンタサイクル借りて、一旦宿に帰ると玄関前のテーブルに
日本人の男の子が座っていた。
話しをしてたら、その隣りに座っていた女の子も日本人だった。
ここって日本人宿だったんだ!
日本人がいっぱい泊まっている宿は苦手で避けてきたのだけど、
知らないで連れて来られてしまった。。
だって、外国に来たんだから日本人で群れていたらおもしろくないではないか。
そんなのいくらでも日本でできるし。
それに、大抵、主みたいな人がいて、なんか偉そうで、いったいなんで
お前はそんなに偉そうなのだ?と問いたくなったりして・・・
明日、宿、替えようかな?という気がメラメラしてきた。
日本人の男子、U1はチェンマイでインドのビザ申請をしている間、
とりあえずラオスにでも・・ってことで来たらしい。
女子、なおこさんはラオス歴7,8回で、今回2か月の旅だそうだ。
なおこさんに、この辺の美味い店情報を聞き、U1とチャリで行って昼ご飯を
食べて来ることに。近所に中華マンのお店があるという。よし、それだ!

中華マン、(サラパオ)は道を挟んで両側の店先に鍋で蒸かして売られている。
どっちにする?じゃ、湯気ぼーぼーのこっちで。
サラパオを一口食べたU1「うまいっすよ!・・・あれ??・・」
中を見るとまだ肉が赤い。。
「やばいよ、これ豚でしょ?豚は火が通ってないとダメだよ。
おじさん、おじさん、手招きして、お店のおじさんに「これほら、赤いでしょ」
おじさんは「これは30分蒸かしているから平気だ」と言う。
あのね、30分蒸かそうが1時間蒸かそうが、赤いものは赤いのね。
時間の問題じゃないのね。うまく説明は出来ないが・・・
とにかく豚はダメだってば!!
おじさんは、蒸かす前の中華マンを持ってきて割って説明してるけど、
そういう問題じゃない訳ね。
皮だけ食べて(美味かったんだけど。惜しい)向かい側の店に移ることにした。
向かいの店のおばさんに「あっちの店生だったよ!」と言うと、
「うちはずっと蒸かしているから平気よ。蒸かす前にも一度火を通して
保存してあるから」自慢げ。出てきたものは・・・
向かいの店ほどではないけど、まだちょっと赤いところが・・・
とにかく生はダメなんだってば~!豚は!!!
結局、サラパオ2つ、食べたのはほとんど皮のみ。
これってみんなそんなもんで平気だったのかな?

宿で、たらたらして3時過ぎ、チャリ借りているんだから観光してこないと・・と、
腰をあげる。寺をふたつ見た後、通りかかった一軒家のスパに入ってメニューなどを
見せてもらうとサウナ、ゴマージュ、アロママッサージ、3時間で$30。いいではないか。
翌日の晩の予約をして、外に出るとなんだか雲行きが怪しい。
早くチャリ返してこないと・・
シーサヴァンウォン通りに出てレンタサイクル屋に向かう途中、
あと100mというところでスコールが降りだしたと思ったら、
あっという間にものすごい雨足。
仕方なく張り出した日よけの下に入り雨宿り。
お土産屋の並びの民家の前で立っていようと思ったら、
中から中学生くらいの男の子がすっと椅子を差しだしてくれた。
なんて優しいんでしょう!
しばらくそこで座って手紙などを書いていると、その前をヤッケを着た
サンタクロースのようなヒゲのおじいさんが通りかかり、
「やあ、君は傘もヤッケもないのかい?」
このおじいさん、午前中にこの道で会った時に、「大阪に行ったことがあるんだよ、
日本は富士山が最高だ。今シドニーに住んでいるけど、アメリカ人だよ」と話したのだ。
「しばらくここで座って待つから平気」と言うと、「そうかい、それじゃあ」と別れた。
雨は全然弱くならず、またおじいさんが前を通り、
「おやおや、まだそこにいたのかい?大丈夫かい?」「ええ、大丈夫、大丈夫」
40分くらいして、漸く雨足が弱くなってきたので、椅子を返して出発した。
が・・・レンタサイクルの店どれだ???似ててわからない。
雨はまだ降っているし、早く見つけなきゃ!ここか?「もっと先の店だ」と言われ、
ここ??どこだー!!うろちょろ。やっと店が見つかった。はあはあ・・・

取り放題のおかず、ガイ・ヤーン、ビアラオ しめて200円なり
ネットをして雨が上がるのを待ち、ナイトマーケットの屋台で夕飯。
一人でビア・ラオ飲みながら食べていて、左手を見たらあれ??
ミニバスで隣りの席だった人だ。ハ~イ!ああ、他の2人もバスで一緒だった・・
そこへバスで後ろの席だったドイツ人カップルが通り、あ~!なんてかんじで、
街が小さいから何度も会ってすっかり顔見知りに。
バスで隣りだった彼はアイルランド人。
「アイルランド人??今度のワールドカップ出られないんでしょ。残念だよね。
前回のワールドカップで、私達はアイルランド人のサポーターが最高だったって
言っているんだよ」と、言う。ま、彼もそんなにサッカー好きではないみたいで、
食いつきは今ひとつだが・・・一人じゃない夕食で良かった。

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