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ラオス旅行記2 ビエンチャン タート・ルアン、出家の儀式はゆるかった

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キンキラキンのタート・ルアンとBOB

2005年11月2日の日記

夕べは眠くて今日どうするか考える余裕も無く寝てしまったので、
やっぱりビエンチャンでもう一日過ごすことにした。

それにしてもビエンチャンの物価が高すぎる、どうやら外国人価格が
存在すると思われる。だって、一食100円以上するんですもの。高すぎだよ~。

午前中は唯一のデパート(市場)へ繰り出す。
う~ん、まあ、いろいろ揃っているけどね・・・


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お昼を食べに行った食堂(麺うまい~!!)のお姉さんがちょっと日本語を
喋れたので、これからタートルアン(寺)に行くんだけど、トゥクトゥクは
いくら位するもの?と聞くと20,000~25,000キープ(200円~250円)と言う。

結構するんだ・・・と思いながら、トゥクトゥクおやじに交渉すると、
仲間が揃ってメニューみたいのを出して、タートルアンは30,000だと言う。
そのメニュー自体が信用できないんだけど・・・
お姉さんが25,000と言ったので往復で50,000にしてもらい寺に向かう。

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でも、寺が思っていたよりずっと近い。
これならワンメーターで行けるんじゃないか?メーターないけど。
また、馬鹿の一つ覚えでペーンペーン叫ぶ。くそ~、なんでこんなに高いのだ。

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寺は、昨日宿のお兄さんが今祭りの最中だって言ってたから、どんなもんだ?
と思っていたのだが、特に祭りの様子なし。人少な~・・
で、チケットにミュージーアムって書いてあるけど、ストゥーパ(塔)の回廊に
素人の油絵いっぱい貼ってある。これ、ミュージーアムすか・・・

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つまんないな、なんて思っていたら、隣に並ぶ寺の方から楽しそうな太鼓の音が
してきて、そっちに流れる。
どうやら出家の儀式らしく、親戚一同が集まってお祭り騒ぎで寺に入っていく。
私も付いて入ってみる。きっとこういうものはみんなに祝ってもらいたいに違いない。

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出家するのは5人、みんな剃りたての頭が白い。剃りたてって青くないんだな・・・
白い袈裟の下着みたいのを着ている。
先輩坊主達が祭壇の両脇に座っていて真正面に一番偉いお坊さんが椅子に腰掛け、
親戚一同はこちら側にずらっと適当に座って、お坊さんの読経に合わせて手をついて
拝んでいる。が、厳かな雰囲気一切無し。坊主たちの落ち着かないこと。
キョロキョロとこっち見たり、親戚の配ったジュースを振り向いて、あ、どーも、
なんてもらって飲んだり。

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親戚は親戚で、シュポシュポ大きな音立てて、スプライトの王冠抜いてるし、
ガキんちょは遊びまわっているし・・・
私と隣に座っている外人カップルにもどうぞ、なんてスプライトとお水くれて、
あ、どうーも、なんてかんじ。
ゆるいね~、さすが南国。一世一代のイベントなのに、こんなゆるくていいのか?
まあ、出家されるご本人達は真面目に袈裟着せてもらって、托鉢用のおひつ
背負わせてもらって、という儀式を受けているんだけど。

スケッチして子供に囲まれ、描き終わったところで出てきたわけだが、
なかなか面白かった。これだけでも寺に来た甲斐あり。

トゥクトゥクに戻ると(往復で50,000だからまだお金払っていない)
トゥクトゥクおやじは私が逃げたと思っていたらしい。
すごい待ったよー。と言っている。
だって、高い金払うんだからそんなすぐに帰ってたまるか~。
予定外の長さだったようで、60,000にしてくれ、と泣きつかれ、
まあ、待たせたし、いいか・・・と寛大になって払ってあげたのであった。
しかし、こう考えると昨日の20B(60円)は10分の1ではないか!
あんなにごねて悪いことしちゃったかしら?と、反省。。。

今日はメコンの河岸で夕陽を見たが、みんなもうちょっと考えようよ。
ここ一番の観光スポットなんですから、もっときれいにしようよ~!
夕方になると河岸にテーブル並べて簡易レストランが出るのだが、
そのゴミを河べりに投げ捨てているのだ。なんとかならんかね。
夜になるとそのアラが見えずにとても素敵なスポットになるのだけど・・・

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夕陽を見ながらセンチメンタルな気分になり涙したあと、宿に戻ろうと
ふと見たら、隣の店が高校生の溜まり場になってて(すごい健全な甘味処)
ウインドウに並んだクワイやらゼリーやらもち米やらいろいろな具を選んで、
それにカキ氷ちょっと、特製シロップ数種をかけてくれるのだ。
次々とやってくる学生達。(男子は男子、女子は女子で一緒に来る)
お店のお姉さんは次々と注文されるいろんな組み合わせの10数個を
ちゃんと覚えて、あっちのテーブルの子はこれ、と間違いなく運ぶ。
すごい記憶力。

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ナム・ワーンといいます。ナムが水、ワーンが甘いという意味。

私も適当に選んで食べたら激うま!
全然甘すぎず、食感柔らかいものとシャキシャキのものと、って
感じで楽しめて、もう一個おかわりした。

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ピンクっぽいのがお芋、エンジ色はお米で、
もっちり感とパンのサクサク感のコラボというのでしょうか・・


学生人気の店っていうのもわかる。
ここはちゃんと地元価格の2,000キープで20円。こうでなくちゃ!

さて、また長くなりましたが、これからご飯食べて寝ます。

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2005年と現在の違い

◯タート・ルアンの回廊は現在はミュージアムではなくちゃんと寺らしく
なっているらしい。
その方が観光客も来たかいがあると思う。

◯メコンの川岸に遊歩道が整備されたらしい
そうだよ、ゴミなんかすててちゃいかん。
せっかくのビューポイントなんだから。

◯激ウマのナム・ワーン屋さん
私はそれから何度もいろいろなところでナム・ワーンを食べましたが
ここを越えるほどおいしいナム・ワーンを食べたことがありません。
そしてこのお店今でもあるらしい。
20円から62円に値上がりしている模様。
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COMMENT 2

履歴書  2014, 06. 28 [Sat] 11:11

No title

とても魅力的な記事でした。
また遊びに来ます!!

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a92  2014, 07. 03 [Thu] 16:46

>履歴書さん

ありがとうございます!
お暇な時に来てください〜。

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