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ルアンパバーン 第一章 さよなら!元気でね。

PHU NAM

今日の昼に出発のK。出発までの時間を一緒に過ごす。
昨日の麺屋さんに行き今日はフーナムを頼む。シンプルな米の麺のヌードル。(約80円)
散歩の途中にある図書館、Kは休みの日はいつもここに来て勉強をしていたのだそうだ。
政府管轄の建物を指して「ここに来た事あります。ミーティングしました」
少年僧侶の代表として何人かで首相と会談をしたのだという。まじめで頭の良い子
であるのは確かだ。ネットカフェに行ってスカイプで親に電話をかけようとしたら
普段Macを使う私にはWindowsの使い方がわからず、んん??と悩んでいると
テキパキと画面操作してくれた。お寺の学校でパソコンは使っていて自分のホーム
ページも持っている。内容は写真と仏教に関する英語の長~~~~~い紹介文。
先生に相談しながら書いたそうだ。「Kは大学を出たら何になるの?」まだわからない
と言う。「じゃ、総理大臣になりなよ」小さい子供に話しているのか?っていうような
話だけど(笑)。いずれにしても高学歴で高収入のエリートになってもらいたいものだ。
ビエンチャンには知り合いもおらず、どこに住むのかも決まっていないK。セキュリ
ティーの仕事をすると言っていたけど、どうもはっきりせず、その会社でなんらかの
世話はしてもらえないの?と聞いたが理解できない様子でわからなかった。高校は9月
から始まるのでそれまでの間は日本語の学校に行くと言う。お坊さんを辞めたばかりで
まだ世間の事もよく知らず、知らない土地に行って、ビエンチャンは一応首都であるし
ルアンパバーンよりはちょっとだけ都会で犯罪だってあるし、騙されたり悪い仲間に
誘われたりしないだろうか?そんな事が心配でならない。親にもらったお金も足りるの
だろうか?戦後の上野駅に田舎から上京する子供を見送る親のような気持ちだ。

飛行機の時間は13:10なので、「国内線だし12:00に行けば大丈夫だよ。
トゥクトゥクで行くの?私、見送りに行ってあげるよ」と言いながらレンタサイクルが
目に入った。「自転車で空港まで連れて行ってあげようか?近いから行けるよね」
「はい!!」と喜ぶK。自転車に乗れないというから私が運転していわゆるニケツだ。
二人乗り用に後ろの荷台がクッションのよい椅子になっている自転車をレンタル。
「大丈夫ですか?」「大丈夫、大丈夫!子供の頃毎日乗っていたからすごい上手なの。
ほら、片手でも平気」

まだ時間があるからメコン沿いの道に行き市内をサイクリングする事に。でも、プーシー
は山だし、その辺りは坂道が多い。そして今日も私の疲労は溜まっていく。。。
「車です。危ないです!」「平気平気!車は避けてくれるから」ルアンパバーンを走る
車もバイクもトゥクトゥクもエンジン音はブーーーではなくトロトロトロって音だし、
ゆっくり走っているから怖くない。道を渡るにもタイやべトナム、カンボジアに比べて
全然らくちん。それなのにKはいつも「危ないです!」と私に注意してくれる。ナムカーン
の川べりに寄り道して11時には空港に向かう。後ろから道案内してもらうがすごい楽しそう。
しかし、空港に自転車で行くって初めての経験だよ。それも私が現地の人を送って行くとは!
市内から15分もすると空港だ。まだ早いという事でKが工事中の滑走路を見たいと空港横
の道に進む。埃っぽい砂利道なんですけど。小さなアップダウンもあり、よいしょ!よいしょ!
と運転する私。「工事が終わったら日本から直行便が着くかな?」(たぶん無理だな・・・)
さて、空港に向かう。

K3

私は空港内に入れないと思っているKに「入れるよ。中で時間まで待とうよ」と、駐車場に
自転車を停める。もちろん自転車は一台も停まっていない(笑)。丁度お昼の時間でお腹が
減ったけど、空港内には売店のひとつもない。チェックインを済ますとボーディングタイム
が12:30と書かれているのに、もう待合所に入ってしまおうとするKに「こんなに狭い空港
だし、ギリギリに入れば平気だから」と言うがどうも落ち着かない様子だ。「大丈夫だってば」
何度も諭し手荷物チェックの前の椅子に腰掛けていた。12:15くらいに「もう入ります」
って言うから「じゃ、この係の人に何分までに入らなければならないか聞いてみようよ」と
声を掛けてチケットを見せたら「この時間は離陸時間だからもう入らなくてはダメだ」と
言われた。「えええ?離陸???早くない??」すみません。聞いて良かった・・・
そしてお別れ。「じゃあね、元気でね。ラオスにいる間は携帯が使えるから連絡してね」
(私はiPhoneの他に現地のSIMカードを入れて使える携帯を持っているのだ)ハグをすると
照れるK。とても痩せていて小さかった。「さよなら!ありがとう」と涙ぐむ私。空港の外から
飛行機に歩く人の姿が見えるけどK一番最後か??やっぱり引き止め過ぎたか・・・?
そうだ、開けた道で手を振れば機内から見えるかな?急いで自転車を取りに行き、ダッシュで
来た道を走り視界に邪魔なものがない場所に停めると離陸する飛行機が見える。写真を撮り
つつ「さよーなら~!!」と手を振る。行っちゃった。。。

K4

ja_DSC01981.jpg

まだ旅は始まって5日しか経ってないのに濃かったな。感慨にふけりながら帰り道、
自転車を漕ぐ。道端には沢山のガキンチョ達が水を持って待ち構えていて、走るもの
に構わず掛けるので水浸しに。油断ならない。。。

明日からエレファントキャンプに参加しようと、シーサワンウォン通りのツアー会社を
何件か回ってパンフレットを貰い、レストランに入って比較しながら遅い昼食を食べる。
遠くに雷鳴が聞こえ暗くなってきてスコールが始まりなかなか止まない。
やたら人なつこい猫がテーブルに上がり私のお皿をねだるがこれはとても辛いので猫の
体には悪いのね。だめなのね。と言っていると膝に乗って甘える。か、かわいい・・・

CAT2

CAT3

スコールはなかなかやまず、エレファントキャンプの申し込みをしないとならないので
小雨になったところを見計らいツアー会社に向かい、数件当たってから申し込みをする。
やる気のなさそうなお兄さんに「3日間と2日間どっちがおすすめ?」と聞いたら「自分の
好きな方を選べば?」「う~~ん、やっぱり3日間かな?」「ふーん」て、もうちょっと勧めたら
どうだ??結局3日間に決めた。明日から全然違う日々が始まる。

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