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フランス大使館

鼻血
18日に終了してしまったけどフランス大使館が老朽化のため
取り壊す前に建物全体をアートにしてしまおうというさすがフランス、
エスプリのきいたトレビアンなアートイベントが開かれていた。
大使館に入る事ができるなんて滅多にある機会ではないし行かねば!
今まで行った大使館といえば日韓ワールドカップの時にスウェーデン大使館の
視聴覚室でスウェーデン美形軍団の応援をしたときと、ビザの申請に
アメリカ大使館(その昔はまだ観光にもビザが必要であったのだ)と
ミャンマー大使館に(さすがにミャンマー大使館はお国柄か厳しい印象があった。
ちょっとでも不備があったら融通効かずに出直ししなくちゃならなそうで緊張した)
行ったことがあるくらいだ。
NHKの「ブラタモリ」という番組でイタリア大使館内を放送したが、元大名屋敷の
庭園がそのまま残されていて東京の一等地にこんなにも広い庭園があるとは、
さすが大使館!、と驚いた。

そんな訳でフランス大使館はどんなところだろう?興味津々。
入り口の守衛室みたいなところを過ぎて入っていくとエントランス前にはプジョーが
停められいたずらのように車と地面にピンクのペンキでべったりラインが引かれている。
惜しげもなく!と思ったらプジョーが提供しているらしい。
建物はやはり古くイタリア大使館のような広い庭園はない。
六畳間くらいの個室が廊下を挟んで沢山あって、会社のオフィスとは全然違う。
1957年にジョゼフ・ベルモンが設計したというが、今となっては使いにくかった
だろうなって思う。
その各部屋や階段、廊下、トイレまでを日仏の学生から作家までが好きに展示をして
いるのだが、学祭っぽい雰囲気が強い。
上の写真の鼻血というネオンは階段の踊り場にあってフランスの作家の作品だが
漢字だからこそ日本人はくすっとしてしまうし、赤いネオンが窓のさんに映えていて
美しい。ちょっとラウシェンバーグみたい。気に入った。

階段
こちらは階段に赤いラインをペイントして、ペイントの平面と階段の三次元とが
重なると異次元空間のように見えて美しい。これもフランスの作家の作品。

その他に気になったのがこれ
仏コンセント
これはアート作品ではなく、この部屋にあったただのコンセント。
携帯のカメラが画素数が少ないので見にくくて残念。
真ん中の赤いのも下の方にいっぱいあるのも全部コンセントで
さすが大使館は日本にあっても外国、ヨーロッパの丸い穴のものだった。
なんだかこれだけでもアートっぽいでしょ。

そしてもうひとつ。
クーラー
年代物のクーラー。
家で初めてのクーラーってこんなだったよ。
懐かしいなあ。


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COMMENT 2

アリー  2010, 02. 22 [Mon] 17:19

あ~ん、ブラタモリ、第一回を見たっきり忘れてたよお~。
イタリア大使館、見たかったなあ~~~。

鼻血、いーね!
古いエアコン・・・昔のってそんなだっけ???1950年のままのようですごすぎる!

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a92  2010, 02. 22 [Mon] 19:07

ブラタモリは麻布の回がおもしろかったよ。イタリア大使館とかガマ池とか。
なんども再放送しているよ。

昔はエアコンではなくてクーラーよん。
隣の家にクーラーがあって、家にはなかったんだけど
どこかから父がもらって来たんだよね。
たぶん60’sのものだったのかな?

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