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ボルネオの旅-13 次回の課題曲「乾杯」

uclive

昨日やってきたスペイン人のドレッド頭の息子とそのママはふたりで旅行
しているらしい。でも息子はティーンエイジャーではなくたぶん30代?
ママは63歳。だから一見不思議な二人連れに見える。
ママは英語がわからないから通じてなくても気にせずでスペイン語で話す。
早朝、カフェテリアでひとり分厚いノートに日記を書いていた。
ママの長年の習慣だそうだ。若いバックパッカーやダイバーが多いこの宿
でもマイペースで旅を楽しんでいるように見える。
彼女は泳ぎが得意で昨日はぐるっと島一周泳いだそうだ。え~~!!
島一周?信じられない。すごい~!(この話はママからスペイン語で
聞いたわけではない。息子が通訳してくれる)


韓国人スーの友達にも整形している子が多いと言う。ひとりの友達は目頭切開、
二重、鼻、あご、をいじっているらしい。そして驚き!おでこが広いのを
気にして襟足から髪の毛を移植しているんだって!!恐るべし、韓国の
整形技術。生え際に悩む皆様いかがでしょう?襟足からの移植。う~、痛そう。


今夜Uncle Changが来るらしい。スタッフがなんだかいつもよりも入念に
Liveの準備をしている。また今夜もうるさいのか!?
ここの宿にも港の事務所にも鉛筆画の似顔絵が飾られていて気になっていた。
スタッフの女の子に「これってUncle Changのお母さん?奥さん?」と聞いたら
本人だと言われた。。。だって~・・・どう見てもおばさんにしか見え
なかったんだもの。
そしてLIVEが始まった。今夜はUncle Changがいるから特別だ。
何曲目かにいきなり Uncle Changが私の方を見て手招きするから後ろを
振り返りキョロキョロしていたら「日本の曲です」と言う。
簡易ステージに引っ張り出されて唄えと言われたその曲は「乾杯」
歌詞知らないっちゅうの!以前ラオスに行ったときにはカラオケ屋のステージ
(カラオケというのは名ばかりでギター演奏に合わせてステージの上で唄う)
に引っ張り出されて「昴」を唄わされ、その時も歌詞を知らずに日本語にならぬ
日本語で適当にごまかし、帰って来てから「昴」をちょっと練習した私。
今回は「乾杯」か。また覚えなくてはならない課題曲ができた。場を盛り下げ
てもいけないからサビのところだけ適当に唄っておいた。

Uncle Changが宿泊客にフィリピンのラムをサービスで配り、それを
コーラで割って飲んでいるものだから酔いも回りみんな盛り上がって
曲に合わせて踊り出した。その中で一番ノッているのはスペイン人ママ。
ずーっと楽しそうに踊りっぱなし。彼女にフラメンコが得意なの?と
聞いたら「サルダーナ!」と言う。ママはバルセロナの人なのだ。
以前バルセロナに行ったときにカテドラルの前で手を繋いで輪になり
フォークダンスのようなサルダーナという踊りをおばさんやおじさんが
楽しそうに踊っていたのを思い出した。
uc&mama

今日やってきた全員金髪の短髪のたぶん北欧のティーン男子達は大騒ぎだし、
ブロンドガール達はクレイジーだし、そしてフランスママは渋い長身の
パパとふたりで踊っていて楽しそう。ここのファミリーはイースター
ホリデーに家族4人でバカンスに来ている。16歳の息子はパパとふたり
ダイビングのオープンウォーターを受講していて、11歳のちびちゃんは
ひとりでスノーケリングに参加したり、宿泊客とおしゃべりしたり、ママとは
べったりせずにこの島を楽しんでいるようだ。とても素敵なファミリーなのだ。
「ジュンコも踊って」とアントニーが言うから踊りは苦手なんだけど
スペインママやフランスママを見習って楽しまなければ損だ。
年が違うからついていけないなんて言っていたら楽しめないのだ。
端っこの方でいきなり炎が上がった。スペイン人息子が持参のファイヤー
トーチでお手玉もといパフォーマンスを始めたのだ。すすすごい。
performance

終ってからトーチ見せてと言ったら、彼はすごい酔っててまっすぐ立って
いられず、英語も思いっきりスペイン語訛りで何言っているかわから
なかった。とりあえずまだ熱いうちに触ると火傷するから冷めてから
ってことだった。よくこんなに酔っててパフォーマンスできたものだ。
緊張と興奮で一気に酔いが回ったのか??持たせてもらったらかなり
重かった。これとガソリン持ち歩いての旅、大変そう。
ブロンドギャル達は酔ってテーブルの上に上がって踊っているし、北欧
ティーンズ達は海に飛び込んでいるし、クレイジーになってきたので一足
早めにシャワーを浴びて寝る。でもそんなに遅くまでうるさくなくて
良かった。



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