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BORNEOの旅 2ー キナバタンガン・リバークルーズはマニアックなバードウォッチングと化したのだった

birdwatcher1

キナバタンガン川ではスカウという所がリバークルーズに一般的だが、
それより奥に入ったビリッという所の方がよりディープっぽかったので
KJC(キナバタンガン・ジャングル・キャンプ)という宿を選んだ。
ジャングルの中にあるにしてはホットシャワーも出るバンガローで
2泊3日のツアー料金は私にとってはなかなかお高いお値段である。
でも、なにしろ私はボートに乗るのが大好きなので、リバークルーズ
ははずせない。

前日泊まったセピロック・オランウータン・リハビリセンターのそばの
宿はKJCが経営していて、オランウータンの餌付けを見てからビリッへ
出発となった。リハビリセンターは間近でオランウータンを見る事がで
きたけど、私が求めているのはこれじゃない。野生のオランウータンですよ。
リハビリセンターから宿にもどると3人の男性が私の帰りを待っていた。

ひとりはバンコクに住み国連で津波関係の仕事をしているイギリス人の
チャールズ。バードウォッチングに来たそうでKJCは二度目だそうだ。
もうひとりは現在はホーチミンに住みバードリサーチャーの仕事を11年
しているというカナダ人ゲイブリエル。コスタリカやいろいろな森林で
バードリサーチの仕事をしてきたそうだ。そしてオーナーでガイドのロバート
さん。行く前からロバートさんがガイドをしてくれると聞いていたから、
てっきりオーストラリア人??かと勝手に想像していたら背の高い中国系(?)
マレー人で、まるで日本人のおじさんだった。でもとても英語が上手。
イギリス人とカナダ人のふたりが喋るネイティブな英語はいったいなに
喋ってるんだか私には9割方わからなかった。ロバートさんが運転する車と
その後ボートを乗り継ぎお昼過ぎにビリッに到着し、昼食後ロバートさんが
「3時半からリバークルーズを始めるけど、ジュンコ、このふたりのクレイジー
バードウォッチャーと一緒にバードウォッチングを主体にしたいか、それとも
別に動物やらを見たいか?どちらか選んで」「バードウォッチングでいい
ですよ!」「よーし!決まりだ」かくしてマニアックなバードウォッチングが
始まった。

私は文鳥を飼っているし、冬には庭に野鳥のえさ場を作っているし、鳥は大好き
だけど、バードウォッチングはした事もなく、バードウォッチャーには会った
こともなかった。ふたりのバードウォッチャーは大きな双眼鏡を首から下げ
iPodのようなサウンドマシーンとスピーカーを持ち、ボートの先頭に並んで
座った。その後ろに私、コンサートやスポーツ観戦用の双眼鏡と図書館から
借りてきた「フィールドガイド ボルネオ野生動物」というコンパクトサイズの
図鑑を持って乗り込む。後ろにロバートさん、そしてボート運転のお兄さん。

ボートを出してすぐに次々と鳥を見つけ、シルエットを見て、ゲイブリエルと
ロバートさんが名前を言う。でも、私にはいったいどこ見ているのか
ちっともわからない。「あそこに見える緑の大きな樹の右上の・・・・」
英語で説明されるだけでもよくわからないのに・・・おまけにそこがわかって
も葉っぱしか見えないし、双眼鏡で覗くと全然違うところ見ちゃったり・・・
む、難しい~・・・(汗)「う~ん、わかんない・・・」「え~、どこ??」
その度にロバートさんがレーザーポインターで位置を教えてくれる。
「あ~~~!いたいた。わかった!」でも英語名だとちんぷんかんぷんで
鳥のイメージがつかめない。で、図鑑を開いてロバートさんに教えてもらう。
時々サイチョウ、ミカドバト等と日本語で教えてくれる。
ロバートさんは鳥のエキスパートでチャールズが「ロバートこの鳴き声は?」
「Blue throated bee eater」等と即座に答える。バードウォッチングの
コツは飛んでいる鳥は全て双眼鏡でチェック、枯れ木のてっぺんに留っている
鳥が多いので枯れ木チェック、少しでも動くものチェック、鳴き声チェック、
彼らの行動を見て真似してみた。飛んでいる鳥を双眼鏡で見ると、サイチョウ
だったりして、おお!ってかんじなのだ。普段飛んでいる鳥に気をかけた
事がないから、そうか、見逃してはいけないんだな、と心得た。
カニクイザルはそこら中にいる。そこら中にいるから珍しくもなんとも
なくなってくる。テングザルは体の大きな1匹がボスだなってすぐに
わかる。お腹がオレンジ色をしていてとてもきれい。
kanikuizaru
これはカニクイザル

ロバートさんがボートを岸辺に停めさせて低い声で「あそこに象がいる」と
教えてくれた。プランテーションのヤシの木畑に象が1匹いた!ヤシの木を
食べているのか?ボルネオに住む象は約1000頭だそうだ。出会えたら
ラッキーらしい。
elephant
もっと撮ったんだけど、間違って消去しちゃった。。。


日が暮れる前にKJCへ戻る。この日のツアーがすごかったのか、それとも
こんなもんなのか、よくわからなかったのでチャールズに聞くと、
自分は前回は象は見ていないし、良かったと思うよ。ほ~、そうなのね。
KJC

夜はレストランスペースで3人一緒に食事。家に冬に来る野鳥の説明
うぐいすはこんな色してて、目の上に白い線があって、ホーホケキョと
鳴く。等と鳥話で盛り上がる。建物の前にある森からジャワジャコウネコ
のトムがやってきて鶏肉を投げてもらっていた。油断していてカメラ持って
おらず写真はなし。

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COMMENT 2

45  2009, 04. 21 [Tue] 23:02

旅行前のリサーチ、綿密なスケジュール、予約、そしてそれらに比例するかのようなディープなバードウォッチングクルーズ&会話。

・・・濃いっ。いつにも増して濃いねぇ~。

本領300%発揮の旅ですね。

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a92  2009, 04. 22 [Wed] 01:36

いやいや、まだまだ、旅はこれからなんですよ~。
最後まで長いぞー。

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